プラスチック材質に対する影響評価試験

 

 危険物をプラスチックドラム,プラスチックジェリカンまたは複合容器(プラスチック製内容器のもの)で運送しようとする場合は、その容器に当該危険物を充填し6ヶ月放置後所定の容器試験を行うべきとの国連の勧告があります。この勧告の簡便法として、影響評価試験が認められています。

 

1.試験の詳細

 次の3種の試験を行います。

  ①   膨潤作用

   試供品について30日間試験後の膨潤量が、6%以下のものを合格とする。

  ②   酸化作用

   試供品について45日間試験後のアイゾット衝撃値が、3.92(kJ/m2)以上のものを合格とする。

  ③   ESC(環境応力割れ作用)

   試供品について60日間試験後の応力割れ個数が、5個以内のものを合格とする。

 

2.費用

費用は、同時に試験する薬品数により異なります。お問い合わせ下さい。

 

3.納期

申込書、仕様書及び試験薬品のすべてを送付して頂いた後約70日です。

 

4.申し込み・問い合わせ上のお願いや注意事項

 お申し込みに関しては、プラスチック材質に対する影響評価試験のご案内をお読み下さい。また申し込みには、影響評価試験専用仕様書ご利用下さい。