IATA DGR(航空危険物規則書)第64 版改定により試験要件追加のおしらせ
2023/2/15
2023 年のIATA DGR(航空危険物規則書) 第64 版 改定により、航空輸送によるリチウム電池(リチウムイオン電池、リチウム金属電池)輸送について、試験要件の追加がありました。
新しい規則の準拠は2023 年1 月1 日から始まっております。
- UN3480 PI965 Section IB : リチウムイオン電池 単体(単電池・組電池)
- UN3090 PI968 Section IB : リチウム金属電池 単体(単電池・組電池)
各包装物は1.2 m の落下試験をいかなる姿勢で行っても以下のようなことが起きないものでなければならない。
- 中に収納されている単電池および組電池の損傷。
- 組電池と組電池(または単電池と単電池)が接触するような内容物の移動
- 内容物の放出
□各包装物は、同種の包装物をその供試包装物の上表面に高さ3M(供試包装物の高さを含む)まで積み重ねた場合と同等の合計重量を24 時間加える圧力に、包装物内の単電池または組電池に損傷がなくおよび有効性の減少がなく、耐えることができるものでなければならない。
※試験要件の追加は赤字で記載しております。
落下試験、積み重ね試験の内容、費用等について是非お問合せ下さい。
当センターは、IATA DGR(航空危険物規則書)に記載されている容器の試験施設です。