SOLAS/FTP code(Part2)試験に用いる煙・毒性ガス試験装置をリニューアルしました

 

2019/10/01

 SOLAS/FTP code(Part2)試験は、火災により壁や床の材料が燃焼又は高温になった場合、材料から大量の煙や毒性ガスが⽣成されないことを確認する試験です。
 新しい試験装置の導入により、効率的に高精度の試験を実施することが出来るようになりました。
煙・毒性ガス試験の詳細については、「home>試験業務>火災安全試験>Part2 試験方法のダウンロード(抜粋)」を参照して下さい。


(煙・毒性ガス試験装置の主な仕様)
Fire Testing Technology Ltd. (UK)

1. 以下で構成されるステンレス製コーン・アセンブリ
* 10~50kW/m2 の可変加熱可能なコーンヒーター炉
* 制御用熱電対類
* 遮熱用シャッター機構
* 自動着火機構付、パイロット・バーナー
* 熱流束計及び熱流束計取付用ハウジング・アセンブリ
* 75mm角×最大厚み25mm試験体収納可能な試料ホルダー
* チャンバー内壁貫通接続式シールドカップリング付の通信制御及び電源ケーブル・アセンブリ
* ロードセル・アセンブリ

2. 以下で構成される独立制御ユニット
* ロードセル・コントローラ
* デジタル表示付温調コントローラ
* 着火制御機構

                     図1.jpg

                          煙・毒性ガス試験装置